欲張りなのよわたし
ジムに通っている。元来、運動嫌いだがジムに行って山登りウォーキングマシンやアクアビクス、筋トレなどをするのは苦にならない。今日はいつもと少し違う時間に行って、ウォーキングなどをしてサウナへ。人によってはあの入った瞬間のムォっとくる感じがダメだという人もいるが、私はサウナが大好きだ。 ただ、サウナの中ではできる限り黙っていたい。音楽を聴きながら、ただただぼーっとしときたい。だがしかし、今日も中にはお二人先約がいて、何やら大きな声でお話しなさっている。それも斜めに向かいあって離れた場所に座っているお二人が。そして聞きたくないのに会話がみみに入ってくる。
オン歳推定60代のお二人の会話
ご婦人A「最近、主人がご飯いらないよ。っ
ていうのが続いて、
別に料理したい訳じゃないんだけ
どなんだかすっきりしなくて、こ
こにはお風呂だけきてるのよね」
ご婦人B「あらっ、もったいない。私は家の
事を午前中にサッと済ませて、こ
こに来てエアロ入ったりしてるわ
よ。ぜひ上にも上がってらっしゃ
い!メリハリできていいわよ!」
ご婦人A「うーん、でもね〜、こう見えても
私、仕事してるのよー」
ご婦人B「まあ、お仕事されてるなら、いき
ぬきのお風呂だけでもいいんじゃ
なあい?十分メンハリあるじゃな
いの〜〜」
ご婦人A「ん〜、でも仕事は事務だから、単
調なのよね〜」
ご婦人B「あなた贅沢よ〜、欲張りはダメよ
〜」
ご婦人A「そうなのよ〜〜わたしは欲張りな
の〜」
⁇なんじゃそりゃ、ご婦人Aは結局仕事をしてる事を自慢したかったのか?ご主人との関係の悩みを相談したかったんじゃないの?いや、どうすればジムライフがもっと楽しくなるか聞いてたんじゃ?
ご婦人Bはサウナから出ようと扉を開けてるにもかかわらず、ご婦人Aが話しかけ、、室内の温度が下がるのですが、黙っていますがもう1人わたしも室内にいるんですけど!そんな心の声が聞こえたのか、Aの話を適当に切り上げBはようやく扉を閉めてくれた。サウナにはいろんな行動をする人が出没する、それについてはまたの機会に。