ムッシュ

先日、こだわりがスゴいシェフのお店があって、フレンチなんですけど、ご一緒にいかがですか〜〜とお誘いいただき福岡の老舗フレンチのお店を訪れた。
店内は照明がおとしてあって落ち着いた雰囲気。なんだか美味しいお料理がでてきそうな予感。
わたし自身、フランス料理に詳しくないが気軽に触れる機会はあった。母の従姉妹の息子がフランスに修行に行き今から30年ほど前にお店を開いた時からちょくちょくお邪魔している。昔はブルーチーズやヤギのチーズなども苦手だったが、いまではどちらも大好きになったし、ワインもいただけるようになった。
この日の集まりはいつもお料理を教えてもらってる先生と、そこでお友達になったわたしより遥かに食通なメンバーでみなさんワインにも詳しく、ワクワクな会。お料理はどれも繊細で手間暇かけたものばかりで、夢のような時間を過ごした。  会も終盤に差し掛かった頃シェフがいろいろな食にまつわる話をしてくれたのだが、とにかく熱いシェフだった。ご自分が美味しいものをつくりたい!とおもったルーツは幼き頃の学校給食で、その時代のものはとても美味しいとても言えるものではなかったそうだ。食材に対しても愛情に溢れていて、いまでもマズい料理を出す料理人には殺意すら覚えるとまでおっしゃっていた。化学調味料は一切つかわない、フォンドボーからつくるお料理の数々。黄金のコンソメスープはおもわずうなりながら無言でいただきました。ゆったり味わいながら3時間かけていただく優雅なディナー、お昼のコースもあるのでまたうかがいたいお店!お昼もアラカルトが手書きで数十種類もあるので3時間コースかな?笑。