恩師

今夜は楽しみにしていた会があった。高校時代の恩師が還暦&退職を迎えたので、恩師を囲む会が計画されていた。私たちも卒業してかなりの月日が流れ久しぶりに会える人もいて楽しみにしていた。
私の通っていた高校はあの時代珍しく、普通コース英語コース音楽コースに分かれていた。英語コースは25名だったので、音楽コースの4名と共に普通コースのクラスと混合のクラスにいた。その時の担任が恩師だった。
体育の先生で、熱血漢、さほどイケメンでもないのに(ごめんよ先生)みんなから人気があったし慕われていた。私個人の思い出では、英語コースは元々ものすごく偏差値が高く、入試でマグレ受かりした私は落ちこぼれで、それでも夏休みに、カナダに留学してきたい!と言い出し英語の担当教師に何を考えてるの!とこっぴどく叱られてた時に「海外をみるのはこれから先のこの子に非常に為になることだと思うので、どうか行かせてやって下さい!お願いします!」と英語の先生を説得してくれたこと。恩師に、先生があの時言ってくださったこと、いまでもおぼえてるし、わたしがその後も英語に対して興味を持ち続けれたのも先生のおかげです!と今日も話した。恩師はよく真っ赤なジャージを着ていた。イメージカラーは赤。お祝いにみんなから、真っ赤な花束と真っ赤な祝還暦と先生の名前の入ったグラスをプレゼントした。みんなと話しながら始終ニコニコ顔の恩師だった。また、近々再会を誓ってお開きに。
先生長生きしてください、まだまだ私たち聞いてほしい話がたくさんあるけん。

海外旅行熱、急上昇して急降下 銀色夏生 読了
★★★★☆