ミナペルホネン

去年の夏の終わり、娘と京都を訪れた。
最終日に四条河原町の寿ビルデイングにあるミナペルホネンに行ってみた、神戸にありそうなレトロな建物。
ワンピースや、コートからバックなど色鮮やかで個性的な品が並ぶ。お値段もかなりいい笑。 せっかく来たのだからと旅の思い出に、庶民的な私達はボタン、ブローチなどを購入。
デザイナーの皆川明さん、今日テレビで彼をみた。学生時代、長距離の陸上選手だったというだけあってかなり体力がある人なんだと驚いた。会社の11階にあるオフィスまで毎日階段で登ってらっしゃるとのこと。番組のディレクターは息をきらせて、最後にはおいつけなくなっていた。皆川さんは高校を卒業しても目標がなく、パリに行ったそうだ。そこでファッションショーのバイトをしたのをきっかけにデザイナーになろう!と決め帰国後3年かかって専門学校を卒業し、ブランドを立ち上げたのだそうだ。番組の途中、皆川さんが父親の事を話しながら涙をこらえていた。普通のサラリーマンだった父は仕事をただひたすらに続けていくという大切な姿勢を教えてくれた、だから自分も絶対諦めないし、人がこう思うものを!と考えてつくるのではなく、自分が嬉しくなるものを作り出してゆきたい、そうすればみなさんも喜んでくれると信じている。と。
あの、お高いと感じたワンピースも生地から生みだしそして長い年月着てゆく中での経年変化まで考え作られていたとは!
いつの日か着てみたいという思うし、皆川さんにも会ってみたい。
そして今日気づいたことが、わたし、ミナヘルポネンだと思っていました、皆川さんごめんなさい笑。