笑いのハードル

わが家はアウトレットの近くにある。最寄りの駅からアウトレットまで歩く人も多い。先日、主人と電車で出かけた帰り自宅まで歩いていると、大学生とおぼしきグループが後ろから歩いてきた。みんなで連れだってのお買い物?楽しそう。
「〜〜てことはダチョウの卵だったのか?」
「もうそうなったらダチョウ飼うしかなくないか〜⁇」
「サークルつくったらよくねーか?ダチョウサークル」
「いや、そこはダチョウ俱楽部やろ!」
みんなで大爆笑しながら通りすぎていった。
私「いまの、面白かった?」
主人「まあ、いまひとつやなぁ〜」    
すれ違いざまに聞いた会話まで面白かったか判定している私たちもいかがなものか、、だが笑。   
昔、友人に、Nさん家は笑いのハードルが高すぎるよねって言われたことがある。
うちの次男が2年連続高校の学祭お笑いコンテストで優勝したのをみて、学友のお母さん達から、「〇〇くんが面白いのはお母さん譲りなのね!」と言われ次男に話すと、「いや、俺のはオリジナル、俺が初代やから。」とわけのわからんことを言われ。
独身の頃お昼時に友達がきたので同僚と3人でランチにいった、この友達もわたしと同じくらい早口で、2人で会話の内容がこっちいったりあっちいったり、また突然最初の話に戻ったりしてゲラゲラ笑いながらもりあがっていたら「ごめん、わたし目がまわりそうやから気にせんで2人でしゃべって。」と同僚に言われ大変反省したことがある。
子どもが小さい頃、お笑い番組みていて「んー〜今のやったらおかあさんの方が面白いこと言える!」と言ったら、「おかあさんのはそもそもローカルネタやし身内にしかうけんから!」と一喝されたこともある。
幼い頃、一生懸命その日にあった事を話してくれている弟に、ずっと聞いているのがまどろっこしくなって、「で?オチは何?」と迫り、母にこっぴどく怒られたことも、。
ハードルは高いのか低いのかわからないが、面白いことをキャッチするアンテナの感度と笑いに関して頭の回転の速さには自信がある。